メンタルヘルス対策の潮流 ポジティブメンタルヘルス(0次予防)


今メンタルヘルス対策の潮流は、職場のメンタルヘルス分野の第一人者東京大学医学系大学院精神保健分野川上憲人教授が提唱するポジティブメンタルヘルスいきいき職場づくり」です。

 

「いきいき職場づくり」は上司や同僚など組織の資源に注目した考え方で、心理的安全性が高くお互いが助け合い支え合うチームワークのいい職場では、メンタル不調は発症しにくく、発症しても職場復帰もしやすいという考え方にもとづいています。

 

またこれまでのメンタルヘルス対策は、組織や人の弱いところに注目し改善をしていくという問題解決型アプローチでしたが、モチベーション低下や犯人探しになってしまい、なかなか効果が上がりづらいという問題がありました。また組織や人の強みに焦点をあてて、強みを活かし可能性を探る未来思考のアプローチが効果的であることもかってきました。ポジティブメンタルヘルスは組織や人の強みに焦点をあてた組織活性化です。

 

メンタルヘルス対策は、産業保健スタッフのみの仕事ではありません。人事・経営企画(インターセクター)が中心となり戦略的に行うものです。

 

弊社ではポジティブメンタルヘルスを基本に、幸福学、心理的価値にフォーカスした人間中心イノベーション手法デザイン思考なども盛り込んだサポートをしています。メンタル不調者を減らすだけでなく、創造的で集合知の高い組織を創ります

弊社はコンサルティングに加えて、安全衛生委員会、合同委員会のサポート、研修プログラムの提供、社内講師養成などのサポートをしています。


金融系IT企業のいきいき職場づくり支援事例


ダウンロード
日本産業衛生学会好事例
日本産業衛生学会好事例.pdf
PDFファイル 399.3 KB

2013年からポジティブメンタルヘルス対策を始め、2桁いたメンタル不調による休職者が0になり、集合知の高い組織に変容しました。2021年の現在はウェルビーイング経営に邁進しています。日本産業衛生学会で発表し、学会好事例集(GPS)にも載っています。また中災防東京安全衛生教育センターの「メンタルヘルス教育トレーナー養成講座」及び「鉄鋼業新任工場長安全衛生教育」の教育コンテンツとしても毎年概要と経過を発表しています。

 

社長の旗振りのものとスタート、衛生委員会を核に委員会部門横断的な組織が主体的になって企画して推進する全社的取り組みです。経営企画部のキャリア計画とも連動しています。組織や社員の強みに焦点をあてた手法(AI)を展開しています。また社員に運動習慣を定着させ身心の健康を維持し、脳のパフォーマンスを向上させています。

 

 ポジティブメンタルヘルスは組織開発、人材育成そのものであり、リスクマネジメント対策にもなりうるものです。


東京大学職場のメンタルヘルス専門家プログラム(TOMH)


職場のメンタルへルスの第一人者、東京大学医学系大学院精神保健分野川上憲人教授(日本産業衛生学会理事長)が責任者のプログラム。本プログラムには産業医、精神科医、臨床心理士、産業看護職、人事労務t担当者など第一線の専門家が学び、職種横断的によりよい職場のメンタルヘルスについて理論と実践の両輪で研鑽を積んでいます。弊社代表木村は本プログラムの第Ⅰ期修了者です。各種専門家の仲間たちと共有する最前線のノウハウをお客様に展開してまいります。


*現在予定している公開講座はこちらです。
JUASセミナー(11/11)
well-being実践講座〜well-beingが社員と組織のパフォーマンスを左右する〜【オンラインライブ】
中災防東京安全衛生教育センター

メンタルヘルス教育研修トレーナー養成講座(10/4〜7)

4日間のコースのうちポジティブメンタルヘルス事例を担当します。詳細